2018/08/25 00:00

5月に作った新曲です。

以前生配信では歌っていたことがあります。

最近は毎週出せる状態ではなくなっていますが、音楽もどうぞよろしくお願いします。

こちらの曲はnoteでも聴けます。

https://note.mu/makinaru/n/n25dba152a88e

よろしかったら聞いてみてください。


ずっと「ペットミュージック」と名付けた、順番からすると3枚めのポップ色が強いアルバムになる予定のものから紹介しています。
が、今回はちょっと中断して、出来たばかりの新しいナンバーを紹介したいと思います。
2018年は6月までで計7曲書きました。これはその中のひとつです。

春先はいかに詞で韻を踏むかに拘っていて、そんなマイブームの途に出来たナンバーです。
同じ傾向に「レイラ」があります。「暮れまぎれ」もそうでした。
いずれも言葉遊びをした側面が大きく、一曲の中で内容、辻褄が合わなくても韻をさえ踏めていれば構わないくらいの勢いで書いていました。

昔はラップもやっていました。ラッパーを主人公にした漫画も描きました。
フロウや韻は当時からすごく意識していました。元々はオリジナルの詩を朗読して披露するような気持ちで自作曲を書いていました。
でも出来ればメロディーの中で韻も踏めていたら、その方が魅力的なんじゃないかと、段々思うようになってきました。
敬愛するボブ・ディランやジョン・レノンは50年前からそれは見事にやっていて、そこに先祖返りしたかのようです。

サウンドは8/12拍子で跳ねるように軽やかに、けれど派手にせず渋くアーシーにしたいなとのイメージがありました。
中音域をブーストさせてビンテージっぽい風合いを狙いました。

詞については都会の閉塞感や虚無感を、あまり切迫感なくむしろ軽いスタンスで、ユーモアさえ交えて表したいと考えていました。
楽しそうかなと見せかけて、結構空虚な心の内です。それは現代的のように思えました。
でもまずは韻を踏むこと重視で、それっぽい語句や内容を当てはめていきました。
文節で連続して韻を踏むのではなく、1番、2番がなるべく対になるよう、出来うる限り構成全体で母音を揃えるという合わせ方でした。
このようにすると1番と2番が同じように聴こえ、流れが良くなるような気がしました。
全部が全部というのは流石に無理ですが、作っていて楽しいです。いつか完全シンクロの詞を書いてみたいと思います。

大人の渋いフィーリングというのは、これからももっと追求していきたいところで、行く行くはジャズなどもやりたいと画策しています。
それには勉強が足りないということで、7月からは曲作りをストップさせて今更ながら色々勉強をはじめました。
お陰様で本業もぽつぽつお声掛けいただき、週の中で細かくスケージュールを切って過ごしています。
毎週出していた頃より格段に活動が見えなくなった音楽方面ですが、続けていきますし、いつか必ずもっと大きなうねりを作りたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

ジャケットは東京の写真です。
劇団さんのお仕事関係で6月に上京しました。その時自分で撮った新宿の動画をコラージュしました。
日曜の20時過ぎだというのに凄い人出で、お上りさんには眩しい景色でした。